レスポールに色を付けてゆきます。まずは裏側からいきましょう。表と裏、どっちからでもいいとは思うのですが、多少失敗しても裏側なら目立たないので。だいたいギターの裏って、使っているうちにベルトのバックルなどが擦れてガリガリ状態になってしまうんですよね。その昔、初めて買ったギターの裏側が、気づいたら傷だらけになっていたのを見てショックを受けたものです。
投稿者: カレー餃子
レスポール・キット(10)下地作り
レスポールキットの塗装作業に入ります。さてこのレスポール、どんな外観にしようか? 色やデザインを考えるのはギターに限らず工作の楽しいポイントのひとつですね。レスポールで一番好きなのは表面が金色で塗られた、いわゆるゴールドトップなのですが、今回はせっかくなので、まずは木目が見えるシースルー仕上げを試してみようと思います。後から気が変わったら(あるいは失敗した時は)ゴールドに変更もできるので。
レスポール・キット(9)ヘッド突板整形
次はヘッドの突板を作ります。キットには付属していませんが、ギターのヘッドの表面には薄い板(いわゆる突板)が貼ってある場合があります。ギターの作り方を調べていて初めて知ったのですが、はたしてこれが何のための物なのかは正直よくわかりません。ヘッドの強度をあげるため? それともロゴのインレイを埋めやすくするため? どちらにしても今回のキットはヘッドの向きを修正する際に数ミリ薄く削っているので補強の目的で突板を貼ることにしましょう。とか何とか言ってますが実は「やってみたい」というのが本音です。
レスポール・キット(8)ブリッジ取り付け
ブリッジを取り付けてゆきましょう。この作業はテイルピースと同じように、本体に穴を開けてアンカーを打ち込むという流れになります。早速……といきたい所ですが、その前にやる事がありました。ブリッジの取り付け位置を割り出さなくてはならないのです。
レスポール・キット(7)テイルピースやり直し
まる1日置いたテイルピースのアンカー穴の埋め立て箇所は、見たところ無事に接着が完了しているようです。では修繕作業を進めてゆきましょう。
レスポール・キット(6)テイルピース取り付け
テイルピースを取り付けてゆきます。製品によってはブリッジとテイルピースを取り付ける穴がすでに開けてあるものもあるようですが、本キットはピックアップのザグリとコントロールキャビティ、スイッチ用のキャビティ(およびそれらの配線溝)のみ加工済みとなっております。したがってブリッジとテイルピースは自身で位置を決めてポスト用アンカーの穴を開ける必要があります。
レスポール・キット(5)ヘッド整形
ネックとボディが無事にくっつきました! やはりネックとボディがひとつになると、たちまちギターらしくなるものですね。けっこう感動しました。構えてみたり、撫でてみたり、しばらく遊んだ後に作業へ戻ります。さて次はヘッドの飾り部分の整形です。(ヘッドの角度を修正した際、ペグ穴の角度が変わり支障が出るかもと思われたのですが、ペグを仮止めしてみたところ問題ないようなので現状のままゆくことにしました)
レスポール・キット(4)ネック接着
ネックとボディを接着します。工作的にはメインイベントといえるのではないでしょうか。わくわくします! はやる気持ちを抑えつつ、接合具合を慎重にチェックしてゆきましょう。前述したようにこのキットは事前にネックとボディの角度などの調整が施されているようです。しかしそれでも若干のガタつきがありました。まずはこのガタつきをなくしてゆきましょう。
レスポール・キット(3)ヘッド修正
さて今回のレスポールキットでもう一つ大きく気になったのが『ヘッドが曲っている』ということ。真上から見ると指板に対してわずかに左にねじれているのです。まあ実際多少曲っていても大丈夫なのかもしれませんが(そんな事ない?)、どちらにしてもこのままでは見栄えが悪すぎます。早速修正してゆくことにしましょう。
レスポール・キット(2)バインディング修正
レスポールキットの製作をはじめます。まずは気になる部分の修正からスタート。いくつか目に付いた中でどうしても修正が必要と思われたのが、『カッタウェイ部分のバインディングのはみ出し』です。キットの状態では全体に比較的丁寧にバインディングが貼られているのですが、一部だけ数ミリはみ出しているのです。 続きを読む レスポール・キット(2)バインディング修正