アシェットマジンガー(5〜13)

引き続きアシェットマジンガーの製作記事です。今回は5号から13号まで一気に行っちゃいましょう。

【第5号】

箱を開けた瞬間衝撃が走ります。

え? 今回パーツこれだけ?

組み立ても一瞬。ネジを2本回して、パーツを嵌め込んだら終了です。

前号までの、みるみる出来上がってゆく気持ちよさは幻だったのか? 一体どこの何を作っているのかもわからない金属パーツを前に茫然自失のまま次号に続きます。

【第6号】

気を取り直して箱を開けた筆者の目に飛び込んできたのは…ものすごく見覚えのある光景。

説明書を見ないでも組み立てられました。これ…2週に分ける意味あるのか…?

【第7号】

またも何だかわからない金属パーツ。申し訳程度についているパイルダーの部品が悲しみを誘います。

【第8号】

うんそうだろうね。そう来ると思った。

またしても説明書を見ないでオッケーな組み立て。

ロボット模型において同じパーツを2回組み立てるという宿命なのはガンプラで経験済みとはいえ…やはり一回で十分なボリュームだろこれ…?

【第9号】

おお! 前号までとは違って新たなパーツ! マジンガーでは見慣れたアソコではないか! 今回は新鮮な気持ちで作れそう!

肩パーツ内部にボールジョイントを内蔵した金属フレームを取り付けます。うむ。久々にマジンガーを作ってる感じ!楽しいですね!

【第10号】

再び同じパーツが来ると確信していたのですが、捻って来ました。とはいえ、部品の少なさは相変わらずです。

以前作った金属パーツに2本棒を追加。そして交換用フェイスパーツ(目を光らせない用)、パイルダーパーツです。

【第11号】

新たな金属パーツが来ました。『肩』であるとの事です。

ネジを4本つけて完了です…。

【第12号】

はい。来ました。見ないで出来るパターンです。

肩が二つ出来ましたね。

【第13号】

今回は新しいパーツだ! と心が弾むものの…またしても工作としてはごく僅か…。あっという間に終了です。

筆者の場合、何週分も溜まっていたので、文句を垂れつつ続けておりますが…本屋さんなどで毎週購入している人などは、どんなふうにモチベーションを保っているのでしょう?

『こういうもの』と言われてしまえばそうだし、『少しずつ作る楽しみ』を提供してくれるアイテムには違いないのですが…。ここまで露骨な『引き伸ばし』をされてしまうと、一回一回の内容が『値段』に見合っているのか? と、首を傾げざるをえませんねぇ…。

とはいえまだまだ序盤です。もっともっと形になってゆけば、楽しくなるはず!そう信じて次回へつづく!

アシェットマジンガー(4)

『鉄の城マジンガーZ巨大メタルギミックモデルを作る』第4号です。前回はほぼアタマが出来上がりました。今回は首と耳ですかね。

まずはボールジョイントを仕込みクビパーツを組み立てます。

そして耳です。前回のテストで耳は根本が光ってましたが、その光が光ファイバーを通して先端まで届く仕組みのようです。

組み立てた首パーツを頭部に接続します。この時LEDのケーブルを首パーツの穴に通します。(説明書ではルストハリケーン用のケーブルについての記述がありませんでしたが、同様に処理するのが正しいと思われます)

続いて配線用基盤を組み立てます。しかし…ここでトラップが! 基板のコネクターのハンダ付けが微妙に不揃いで、またもに組み立てられないのです。コネクターはガッチリ付いていて曲げたりもできません。慎重に位置を調整しながらカバーを被せ固定しました。

おわかりいただけただろうか?コネクターが、あっちゃこっちゃ向いております。最悪コネクターのハンダ付けを外すしかないかも?
どうにか収めた不揃いなコネクター達。無理をしない方がよさそうです。

配線ボックスを首の中に固定。ケーブルを接続します。

ケーブルの接続。説明書ではピンセットで…とありましたが、ラジオペンチの方がいいようです。

それにしても、まだ4号だというのにサクサク進みます。頭部がほぼ出来ました。楽しいですね。週間組み立てキット。

などと浮かれていた筆者でしたが…この後、週間組み立てキットの真の姿を知る事になるのでした…。

アシェットマジンガー(3)

さて『鉄の城マジンガーZ巨大メタルギミックモデルをら作る』いわゆるアシェットマジンガー。第3号の製作です。

今回は新たにLEDユニットを組み立てます。これを耳の内柄フレームに取り付け。なるほど耳が光るんですね。目はともかく耳は別に光らなくてもいいような気もしますが…まあいいか。光ってもらいましょう。

続いてクチです。格子状の金属パーツ外装にディテールのついた同様のメタルパーツを嵌め込みます。ルストハリケーンの出口が見当たりませんが、どこから出るんでしょう?

おお。かっこいい!

これを頭部パーツに取り付けたら、続いて顔パーツも嵌め込みます。

TVのエンディングやテレビマガジンで見た内部構造みたいでかっこいい!

さてここで、電池ボックス登場。何に使うのかと思いきや…LEDのテスト!? え? 今テスト? この状態で? 仮に今ダメだった場合どうすんの?

電池ボックスに加え、わざわざテスト用基盤なるものが付属。もう少し前に…というかこういうのは最初にやったほうがよくない?
左耳を光らせています。耳も青く光るの?

テストの結果、すべてのLEDが無事に点灯。ひと安心したところで今回はここまで。

 

アシェットマジンガー(2)

アシェット『鉄の城マジンガーZ巨大メタルギミックモデルを作る』を作る、第二号です。楽しいキット製作。今回もどんどん作っていきましょう!

まずはアタマです。前回余ったプラの内部パーツに金属パーツの外装を取り付けます。

しかし…しかし…しかし…

ここで問題発生。パーツの合いがイマイチなのです。本来ツライチに決まるはずのエッヂが微妙に合わないという…。

グッと押し込めばピッタリになるんですが、ネジで固定すると、こんな感じに…。後で補修するか、あるいはデェティールと割り切るか…。

やはり精度を出すには難しいフォルムなのかもしれませんが、マジンガーのこの部分はマジンガーの中でも最も重要な部分。まだ2号…人によってはここでギブアップしてしまう人もいるのではないでしょうか…。非常に残念…。

嘆いていても始まりません。世の中に完璧なキットなどないのです。むしろ自身でどうにかする余地を与えてくれているのです。どうもありがとうアシェット!

続いてウナジをつけたら、お次はコレ。ルストハリケーンのユニットです。口から霧みたいなやつを吹き付けてガラダK9をボロボロにした凄い武器。このキットはルストハリケーンまでも再現できるらしいのです。本当か…?

ここからどうやって霧が出るのでしょうか。ううむ、わからん! というんけで今回はここまで!

アシェットマジンガー(1)

ずっと気になってはいたんです。アシェットとか、ディアゴスティーニとかの組み立てキット。ある時タモリ倶楽部でGLAYのHISASHIさんがデロリアンを組み立てたというエピソードがあり、これがあまりに楽しそうで…。ちょうど発売されたばかりのアシェット社のマジンガーZを注文したのでした。

ところが、なかなか作る時間のないまま、どんどん溜まってゆくマジンガーの箱が部屋を圧迫…。というわけで作り始めました。アシェットマジーン!ゴー!

第一号の中身。パーツの他にDVDが入ってました。コマーシャル的なものですかね。これがマジンガーZのTVアニメだったらさらにテンション上がるのになー。
パーツはブリスターパックに入ってます。バリバリと台紙を剥がします。

まずはLED周りです。そう!このマジンガーは目が光ったり、様々なギミックが満載されているのです。ワクワク!!

LEDユニット。ハンダ付などは既にされています。ん? はたしてこれちゃんと導通してるのかな? 始めにチェックとかしなくていいの? まあアシェット社の厳しい検品をパスしている以上、不良品などはないという事なのですかね。

ところが…いきなり接着剤を使う工程が!? え? こういうキットって、ネジとかクルクル回すだけで作れるもんじゃなかったの? しかもキットに接着剤入ってないけど? どんな接着剤を用意するの?

プラパーツ同士とはいえ、ABSとか、塩ビとか色々あるので、接着剤なら何でもいいというわけにはゆきません。

説明書に書かれているのは『多用途接着剤』。

多用途接着剤って何? 瞬間接着剤とか、エポキシとか、何で具体的に指示してくれないの? 大丈夫なんだろうか?このキット…。

訂正)多用途接着剤という呼び名があるのですね…。いわゆるボンド的なあの辺ですね。勉強不足で大変申し訳ありませんでした、アシェット様。

プラスチックどうしとは言え材質がわからない以上、プラセメントなどではくっつかない可能性もあるので、今回は瞬間接着剤で接着しました。

完成したLEDユニットを、土台的なものに組み付けてゆきます。やったー!ネジだー! 付属のドライバーでクルクル〜♪

そして次は…ジャジャーン! 目!

いいですね。このマジンガー感。金属パーツにプラスチックの目パーツをはめ込みます。ここはネジも接着剤もナシ。パコっと嵌め込むだけです。

そして次は…ジャジャーン! アタマ!

説明書「このパーツは今回は使いません」

ガクッ!

「じゃあ入れんなよ!」とツッコミを入れたくなりますが…大丈夫。次の号もすでにあるので。すぐに作業できるんです。

というわけで、今回はここまで。次回につづきます。

自作ファイヤーバード(27)ネック整形

さて自作ファイヤーバードの製作を進めましょう。今回はネックの整形です。ギターのネックらしい丸みをつけてゆきます。

これまでも何度かありましたが、今回も…いや、今までで一番『失敗できない工程』と言えるかもしれません。失敗というのは、つまり『削りすぎ』。まあ最悪の事態となってもパテで修正してつぶし塗装にすればいいわけで……などと、あれこれ心の準備。

調べた限りでは、ネックの削り方や使用する道具なども人によって様々で、はたしてどの方法でやればいいのやら……と考えた結果、シンプルに『ノコヤスリでひたすら削る』ことにしました。理由は色々あるのですが慣れない道具を試すよりもいいかなと。

ノコヤスリです。背中を手で支えると痛いので着脱可能な端材を取り付けております。

前置きはこのくらいにして作業開始。マスキングテープをガイドにして、慎重に削ってゆきます。

マスキングテープのガイドは「ここはまだ削っちゃいかんぞ」という目印です。恐る恐る削ってゆきます。

削り初めてわかったのが、『意外と簡単』という事。ノコヤスリのパワーと、マホガニーの適度な硬さのおかげでしょうか。サクサクと思うように削れてゆきます。まあ気をつけるべきは『削りすぎ』ですから、気は抜けません。

鉄やすりなんかも使ってみたり。

1〜2時間作業したところ、まあまあそれっぽく見える形となりました。うん。やはり簡単。もっと早くトライしてみるべきでした。

ヘッドと繋がる部分も削ってゆきます。ここはナイフで慎重に。
なかなかいい感じ。
なかなかそれっぽくなったのではないでしょうか。こうしてみると、ネック部はマホガニーというより、ほとんどウォルナットですね。

ついでに、ヘッド裏のチップした箇所の修正もしました。えぐれた箇所をざっと整えて端材を貼り付けて削ります。

完成してもいないのに修理。当ブログではよくあること。まずはマホガニー部分から。
ナイフで少しずつ整形。パキッと取れてしまわないか心配…。
同様にウォルナット部部も。
ぱっと見はどうにかなりました。

そんなわけでどんどん進めましょう。年内どこまでいけるか……?