自作ファイヤーバード(22)指板再接着

3歩進んで2歩下がる。

趣味も仕事も人生も思うようには進まないものですが、時々立ち止まりながら、少しずつ進んでゆきたいものです。

さて、前回剥がした指板を再び貼り付けましょう。剥がしたばかりの指板は熱を加えたせいもあって、思いきり『順ぞり状態』でしたが、漬物石を乗せて長期間矯正したところ、どうにか猫背をシャキッと直すことができました。

この状態で1〜2週間ほど放置となりました。なかなか工作の時間が取れない時は、こういう放ったらかしの作業が有効ですな。

再接着するにあたり、付着した接着材を、指板裏およびネックの指板面から除去。同時にヤスリをかけて表面を整え直します。

実は前回、ボディーとの境目付近の平面処理が若干うまくいっておらず、指板の22フレット付近がほんの僅かに浮いてしまう状態になっておりました。コンマ1〜2ミリくらいなので、クランプで無理矢理圧着し、さらに接着剤と塗装でなんとかなるとは思っていました。ところが今回のように再接着をするはめになったという事は、工作の神様が「そこ、ちゃんとやったほうがいいかもよ」と言っている気がしたので、せっかくなので修正をすることにしました。2回目の作業で結果的に精度があがる。いわゆる『工作あるある』ですかね。

イマイチ平面になっていなかった箇所に木材を追加。
研磨してネック面とのツライチに。

準備ができたので、再びクランプを総動員して指板をネックに圧着してゆきます。念のため、使うのは前回と同じタイトボンド・ハイドグルー。二度と剥がすような事態になりませんように……。

アホかと言うくらいにクランプを締めました。

次に工作をできる時間ができるまで、このまま放置です。

子供用の机

新年一発目の投稿は子供用の机です。

椅子はそこそこ良さそうなものがAmazonですぐ見つかったのですが、机となるとこれといったものがなく、しかたなく自分で作ることにしたわけです。昨年末にちょこちょこ作り始めてようやく完成となりました。

集成材をビスでシンプルな箱型に組み立てて、その上に水性塗料&水性ウレタンニスで塗装しました。サイドの赤い部分はアサヒペンの水性塗料、天板のナチュラル部分および赤い部分のコーティングにはワシンの水性ウレタンニスを使用しました。

工夫したポイントは、引き出し&ネコちゃんのくり抜き。このくり抜き部分は若干の軽量化と持ち運ぶ時の取手という機能も兼ね備えています。

子供用の椅子を買うとなるとやはり安全性が気になるところですが、今回Amazonで購入した『MAMENCHI』製の子供用の椅子は見た目以上に頑丈で(昨年11月から使用していますが)今のところ壊れたりする様子はありません。外見に関しては好き嫌いが分かれるかもしれません(実は筆者も「もう少しクラシカルなデザインがいいな」とは思いました)が、頑丈なところが何より安心感があります。

今回使った塗装コンビ(使用後の写真ですみません……)。水性ウレタンニスは初めて使ったのですが、使用感も仕上がりもなかなかよかったのでギターでも使って見ようかなと思っております。

さて2021年。まだまだ安心できる世の中にはなりそうもありませんが、どうにか適応してゆきたいものですね。