やっとのことでここまで来ました。レスポールにパーツを組み込んでゆきましょう。ここまでは木工作業&塗装という、いわゆる「DIY」とか単純な「工作」だったのですが、ここからは「電子工作」というちょっと雰囲気の変わった作業が加わってゆきます。楽しみですね。
投稿者: カレー餃子
レスポール・キット(14)クリアー塗装
レスポールのバインディングの筆塗り塗装もどうにか終わりました。思った通り、ムラやはみ出しだらけです。まあでも、遠くから見たらわからないし、むしろ年季が入って見えるし、はくがつくのではないか……などと自分に言い訳をしながら、いよいよクリアー塗装にはいります。
レスポール・キット(13)クリアー塗装準備
さてレスポールのクリアー塗装をしていきましょう。その前にやらなければならないことがあります。これは以前の投稿にも書きましたが、まずウッドシーラーを塗布して、木目にこれ以上色々なもの(染料など)が染み込まないようにします。そしてさらにサンディングシーラーを塗ってから、いよいよクリアー塗装にはいるわけですが、さて……。
レスポール・キット(12)トップ面着色
レスポールキットのトップ面、いわゆる表面の着色をしてゆきます。バックはマホガニーという木の材質上、導管を埋めるためにとの粉を使いましたが、トップのメイプル(の薄板を貼ったもの)は、木目が細かいのでそのままステインでも大丈夫なようです。
レスポール・キット(11)バック着色
レスポールに色を付けてゆきます。まずは裏側からいきましょう。表と裏、どっちからでもいいとは思うのですが、多少失敗しても裏側なら目立たないので。だいたいギターの裏って、使っているうちにベルトのバックルなどが擦れてガリガリ状態になってしまうんですよね。その昔、初めて買ったギターの裏側が、気づいたら傷だらけになっていたのを見てショックを受けたものです。
レスポール・キット(10)下地作り
レスポールキットの塗装作業に入ります。さてこのレスポール、どんな外観にしようか? 色やデザインを考えるのはギターに限らず工作の楽しいポイントのひとつですね。レスポールで一番好きなのは表面が金色で塗られた、いわゆるゴールドトップなのですが、今回はせっかくなので、まずは木目が見えるシースルー仕上げを試してみようと思います。後から気が変わったら(あるいは失敗した時は)ゴールドに変更もできるので。
レスポール・キット(9)ヘッド突板整形
次はヘッドの突板を作ります。キットには付属していませんが、ギターのヘッドの表面には薄い板(いわゆる突板)が貼ってある場合があります。ギターの作り方を調べていて初めて知ったのですが、はたしてこれが何のための物なのかは正直よくわかりません。ヘッドの強度をあげるため? それともロゴのインレイを埋めやすくするため? どちらにしても今回のキットはヘッドの向きを修正する際に数ミリ薄く削っているので補強の目的で突板を貼ることにしましょう。とか何とか言ってますが実は「やってみたい」というのが本音です。
レスポール・キット(8)ブリッジ取り付け
ブリッジを取り付けてゆきましょう。この作業はテイルピースと同じように、本体に穴を開けてアンカーを打ち込むという流れになります。早速……といきたい所ですが、その前にやる事がありました。ブリッジの取り付け位置を割り出さなくてはならないのです。
レスポール・キット(7)テイルピースやり直し
まる1日置いたテイルピースのアンカー穴の埋め立て箇所は、見たところ無事に接着が完了しているようです。では修繕作業を進めてゆきましょう。
レスポール・キット(6)テイルピース取り付け
テイルピースを取り付けてゆきます。製品によってはブリッジとテイルピースを取り付ける穴がすでに開けてあるものもあるようですが、本キットはピックアップのザグリとコントロールキャビティ、スイッチ用のキャビティ(およびそれらの配線溝)のみ加工済みとなっております。したがってブリッジとテイルピースは自身で位置を決めてポスト用アンカーの穴を開ける必要があります。