次はヘッドの突板を作ります。キットには付属していませんが、ギターのヘッドの表面には薄い板(いわゆる突板)が貼ってある場合があります。ギターの作り方を調べていて初めて知ったのですが、はたしてこれが何のための物なのかは正直よくわかりません。ヘッドの強度をあげるため? それともロゴのインレイを埋めやすくするため? どちらにしても今回のキットはヘッドの向きを修正する際に数ミリ薄く削っているので補強の目的で突板を貼ることにしましょう。とか何とか言ってますが実は「やってみたい」というのが本音です。
月: 2018年9月
レスポール・キット(8)ブリッジ取り付け
ブリッジを取り付けてゆきましょう。この作業はテイルピースと同じように、本体に穴を開けてアンカーを打ち込むという流れになります。早速……といきたい所ですが、その前にやる事がありました。ブリッジの取り付け位置を割り出さなくてはならないのです。
レスポール・キット(7)テイルピースやり直し
まる1日置いたテイルピースのアンカー穴の埋め立て箇所は、見たところ無事に接着が完了しているようです。では修繕作業を進めてゆきましょう。
レスポール・キット(6)テイルピース取り付け
テイルピースを取り付けてゆきます。製品によってはブリッジとテイルピースを取り付ける穴がすでに開けてあるものもあるようですが、本キットはピックアップのザグリとコントロールキャビティ、スイッチ用のキャビティ(およびそれらの配線溝)のみ加工済みとなっております。したがってブリッジとテイルピースは自身で位置を決めてポスト用アンカーの穴を開ける必要があります。
レスポール・キット(5)ヘッド整形
ネックとボディが無事にくっつきました! やはりネックとボディがひとつになると、たちまちギターらしくなるものですね。けっこう感動しました。構えてみたり、撫でてみたり、しばらく遊んだ後に作業へ戻ります。さて次はヘッドの飾り部分の整形です。(ヘッドの角度を修正した際、ペグ穴の角度が変わり支障が出るかもと思われたのですが、ペグを仮止めしてみたところ問題ないようなので現状のままゆくことにしました)
レスポール・キット(4)ネック接着
ネックとボディを接着します。工作的にはメインイベントといえるのではないでしょうか。わくわくします! はやる気持ちを抑えつつ、接合具合を慎重にチェックしてゆきましょう。前述したようにこのキットは事前にネックとボディの角度などの調整が施されているようです。しかしそれでも若干のガタつきがありました。まずはこのガタつきをなくしてゆきましょう。
レスポール・キット(3)ヘッド修正
さて今回のレスポールキットでもう一つ大きく気になったのが『ヘッドが曲っている』ということ。真上から見ると指板に対してわずかに左にねじれているのです。まあ実際多少曲っていても大丈夫なのかもしれませんが(そんな事ない?)、どちらにしてもこのままでは見栄えが悪すぎます。早速修正してゆくことにしましょう。
レスポール・キット(2)バインディング修正
レスポールキットの製作をはじめます。まずは気になる部分の修正からスタート。いくつか目に付いた中でどうしても修正が必要と思われたのが、『カッタウェイ部分のバインディングのはみ出し』です。キットの状態では全体に比較的丁寧にバインディングが貼られているのですが、一部だけ数ミリはみ出しているのです。 続きを読む レスポール・キット(2)バインディング修正
レスポール・キット(1)開封
ギターの自作キットに挑戦しようと思い立ち注文。ようやく品物が届きました。アマゾンの委託業者による販売発送で5日ほどで到着。今回はいくつかあった中から一番安いammoonというメーカーのレスポールタイプを選んでみました。税込み¥13,483。このお値段で憧れのレスポールがわが家に! わくわくしますね。では早速開けてゆきましょう。
ブログはじめました。
パソコンで文字を打ち込んだり、ぼーっと考えたりするのを生業としています。そのせいか時々、身体を動かして「物質感を伴う何かを作り出したい」という衝動にかられます。このブログはそんな管理人による色々な工作の記録(となるはず)です。たいした物は作りませんし、たいした事も書きません。ちょこちょこ書き溜めて時間のある時に不定期に更新してゆきます。