アシェットマジンガー(2)

アシェット『鉄の城マジンガーZ巨大メタルギミックモデルを作る』を作る、第二号です。楽しいキット製作。今回もどんどん作っていきましょう!

まずはアタマです。前回余ったプラの内部パーツに金属パーツの外装を取り付けます。

しかし…しかし…しかし…

ここで問題発生。パーツの合いがイマイチなのです。本来ツライチに決まるはずのエッヂが微妙に合わないという…。

グッと押し込めばピッタリになるんですが、ネジで固定すると、こんな感じに…。後で補修するか、あるいはデェティールと割り切るか…。

やはり精度を出すには難しいフォルムなのかもしれませんが、マジンガーのこの部分はマジンガーの中でも最も重要な部分。まだ2号…人によってはここでギブアップしてしまう人もいるのではないでしょうか…。非常に残念…。

嘆いていても始まりません。世の中に完璧なキットなどないのです。むしろ自身でどうにかする余地を与えてくれているのです。どうもありがとうアシェット!

続いてウナジをつけたら、お次はコレ。ルストハリケーンのユニットです。口から霧みたいなやつを吹き付けてガラダK9をボロボロにした凄い武器。このキットはルストハリケーンまでも再現できるらしいのです。本当か…?

ここからどうやって霧が出るのでしょうか。ううむ、わからん! というんけで今回はここまで!

アシェットマジンガー(1)

ずっと気になってはいたんです。アシェットとか、ディアゴスティーニとかの組み立てキット。ある時タモリ倶楽部でGLAYのHISASHIさんがデロリアンを組み立てたというエピソードがあり、これがあまりに楽しそうで…。ちょうど発売されたばかりのアシェット社のマジンガーZを注文したのでした。

ところが、なかなか作る時間のないまま、どんどん溜まってゆくマジンガーの箱が部屋を圧迫…。というわけで作り始めました。アシェットマジーン!ゴー!

第一号の中身。パーツの他にDVDが入ってました。コマーシャル的なものですかね。これがマジンガーZのTVアニメだったらさらにテンション上がるのになー。
パーツはブリスターパックに入ってます。バリバリと台紙を剥がします。

まずはLED周りです。そう!このマジンガーは目が光ったり、様々なギミックが満載されているのです。ワクワク!!

LEDユニット。ハンダ付などは既にされています。ん? はたしてこれちゃんと導通してるのかな? 始めにチェックとかしなくていいの? まあアシェット社の厳しい検品をパスしている以上、不良品などはないという事なのですかね。

ところが…いきなり接着剤を使う工程が!? え? こういうキットって、ネジとかクルクル回すだけで作れるもんじゃなかったの? しかもキットに接着剤入ってないけど? どんな接着剤を用意するの?

プラパーツ同士とはいえ、ABSとか、塩ビとか色々あるので、接着剤なら何でもいいというわけにはゆきません。

説明書に書かれているのは『多用途接着剤』。

多用途接着剤って何? 瞬間接着剤とか、エポキシとか、何で具体的に指示してくれないの? 大丈夫なんだろうか?このキット…。

訂正)多用途接着剤という呼び名があるのですね…。いわゆるボンド的なあの辺ですね。勉強不足で大変申し訳ありませんでした、アシェット様。

プラスチックどうしとは言え材質がわからない以上、プラセメントなどではくっつかない可能性もあるので、今回は瞬間接着剤で接着しました。

完成したLEDユニットを、土台的なものに組み付けてゆきます。やったー!ネジだー! 付属のドライバーでクルクル〜♪

そして次は…ジャジャーン! 目!

いいですね。このマジンガー感。金属パーツにプラスチックの目パーツをはめ込みます。ここはネジも接着剤もナシ。パコっと嵌め込むだけです。

そして次は…ジャジャーン! アタマ!

説明書「このパーツは今回は使いません」

ガクッ!

「じゃあ入れんなよ!」とツッコミを入れたくなりますが…大丈夫。次の号もすでにあるので。すぐに作業できるんです。

というわけで、今回はここまで。次回につづきます。

自作ファイヤーバード(27)ネック整形

さて自作ファイヤーバードの製作を進めましょう。今回はネックの整形です。ギターのネックらしい丸みをつけてゆきます。

これまでも何度かありましたが、今回も…いや、今までで一番『失敗できない工程』と言えるかもしれません。失敗というのは、つまり『削りすぎ』。まあ最悪の事態となってもパテで修正してつぶし塗装にすればいいわけで……などと、あれこれ心の準備。

調べた限りでは、ネックの削り方や使用する道具なども人によって様々で、はたしてどの方法でやればいいのやら……と考えた結果、シンプルに『ノコヤスリでひたすら削る』ことにしました。理由は色々あるのですが慣れない道具を試すよりもいいかなと。

ノコヤスリです。背中を手で支えると痛いので着脱可能な端材を取り付けております。

前置きはこのくらいにして作業開始。マスキングテープをガイドにして、慎重に削ってゆきます。

マスキングテープのガイドは「ここはまだ削っちゃいかんぞ」という目印です。恐る恐る削ってゆきます。

削り初めてわかったのが、『意外と簡単』という事。ノコヤスリのパワーと、マホガニーの適度な硬さのおかげでしょうか。サクサクと思うように削れてゆきます。まあ気をつけるべきは『削りすぎ』ですから、気は抜けません。

鉄やすりなんかも使ってみたり。

1〜2時間作業したところ、まあまあそれっぽく見える形となりました。うん。やはり簡単。もっと早くトライしてみるべきでした。

ヘッドと繋がる部分も削ってゆきます。ここはナイフで慎重に。
なかなかいい感じ。
なかなかそれっぽくなったのではないでしょうか。こうしてみると、ネック部はマホガニーというより、ほとんどウォルナットですね。

ついでに、ヘッド裏のチップした箇所の修正もしました。えぐれた箇所をざっと整えて端材を貼り付けて削ります。

完成してもいないのに修理。当ブログではよくあること。まずはマホガニー部分から。
ナイフで少しずつ整形。パキッと取れてしまわないか心配…。
同様にウォルナット部部も。
ぱっと見はどうにかなりました。

そんなわけでどんどん進めましょう。年内どこまでいけるか……?

自作ファイヤーバード(26)ペグ穴

製作中のファイヤーバード。今回はペグ穴を開けます。

まずは取り付けるペグを決めます。ファイヤーバードのペグは、クルーソン製のバンジョーペグと、スタインバーガーのギアレスチューナーという2種類が定番です。

新品で購入してあったクルーソン・バンジョーペグ(左)と、スタインバーガー・ギアレスチューナー(右)。バンジョー君はファイヤーバードを作り始めて、ここまでの年月を経て、さすがに箱がへたってますな。

さてどちらをつけようか……? ものすごく悩みました。何と言ってもオリジナルはバンジョー。でもスタインバーガーもカッコイイ。うーむ。決断の時!

悩みに悩んで今回はバンジョーペグでゆくことに決めました。スタインバーガーはこの先、新たにファイヤーバードを作る時に使用する事にしました。(そんな時が来るのか?)

早速ペグ穴を開けましょう。ブッシュの径を測ってみると……10.29ミリ?

さてはおぬしインチの者だな?

調べたのですが、10.29ミリに近いインチサイズというのが見つけられませんでした。インチ文化はホントにどうにかしてほいものです。

当然このようなサイズのドリルは持っていないのですが、10ミリで開けてからリーマーか何かで拡張すれば何とかなるのでは?

というわけでまず、2ミリのビットで下穴を開けましょう。本体を自慢のボール盤に固定して慎重にいきます。

前回イマイチ活躍ができなかったテンプレートですが、これをガイドに下穴を開けます。2ミリでいきましたが、もう少し太い方がよかった気も。ボール盤といえどビットが細すぎると材料の硬さに負けて僅かに曲がってしまう事も……。

そしていざ本番。1ミリのドリルで穴を開けます。一本ずつ、ドリルが垂直になるようにクランプで固定→穴あけ→移動を繰り返します。面倒くさい工程ではありますが、6本だけなので集中力を切らせずに頑張れました。

まだボディ材がついていないとはいえ、長い本体を斜めに固定するのは、それなりに面倒くさいです。

結果、チップもせずに無事に終了。やはりボール盤は頼りになります。

今回はここまで。年内に完成はさすがに厳しそうですが……できる所ま頑張るぞ!

部屋干しのニオイ

洗濯物の外干しor室内干し。どっちもメリット&デメリットがあると思われますが、我が家では室内干し(&浴室乾燥)がメイン。するとどうしても皮脂汚れから発生するニオイが気になる事が。

そんな中で見つけたのがコレ。『SHARP銀イオンホース』

洗濯する際の水に銀イオンを添加する(?)ことで、ニオイの発生を抑えるというモノ。『プラズマクラスター』とか『何とかイオン』とか、正直よくわからないんですが、半信半疑でトライ。

取り付けは簡単。水道と洗濯機のホースの間に本体をカチッと接続して、電源を繋ぐだけ。工具などもいりません。(水道栓と洗濯機の位置関係によっては取り付け不可能な場合もあるかもしれません。事前によく調べた方がいいですね)

装着状態。最近主流(?)のホース接続スタイルであれば取り付けはとても簡単。我が家ではぐるっと回して収まりました。水道と洗濯機の位置関係は注意が必要かもしれません。

結果はズバリ『効果アリ』でした。使用を始めて約2ヵ月。皮脂汚れから来るあのニオイは今のところ感じられません。正直びっくり。

ただ、『全く無臭』というわけではなく、皮脂汚れや、洗剤とも違う『何かのニオイ』がつくようです。ほんの僅かではありますが。これが銀イオンのニオイなのでしょうか。とはいえ筆者的にはまったく気になることはなく、家人に指摘され気づく程度でした。

あと気になるのはランニングコスト。商品の説明では『効果は1日1回の洗濯機で約1年』だそうで、内部のカートリッジ(本体の半分くらいの値段)交換の必要があるとのこと。電気代はともかく、そんなにお安くもない?

水道から給水されている時だけLEDが点灯。てことは待機電力はなし? だといいのですが。

筆者的にはコレで室内干しのニオイ問題が解決できるのでアリという結論。冬に向けてますます洗濯物の乾きが遅くなりそうなこの時期。銀イオン君の活躍に期待しましょう。

自作ファイヤーバード(25)突板製作

秋です。夏は塗装関連をいろいろ頑張ろうと思っていたのですが、ぜんぜんできませんでした。そんな中で自作ファイヤーバードの進捗。今回は突板加工です。

突板(つきいた)、いわゆるヘッドの顔に貼る装飾剤ですな。ファイヤーバードの場合、ヘッド材と突板との2トーンスタイルとなっており、筆者的に大好きポイントでもあります。頑張りましょう。

材料はアイモクさんで購入したエボニー2ミリ厚。テンプレートに固定して、外周をザックリとジグソーテーブルでカット。そしてトリマーテーブルでズギャギャギャーン!

イメージトレーニングではとてもキレイな突板が完成する予定だったのですが、トリマー作業でバキッと破損…! 最近トリマーとの相性がよくない気がします…。

気を取り直し予備の材料で再トライ!反省点としてはさすがに2ミリ厚の材料では少しの油断が大失敗を招くということなのでしょう。刃の回転方向が木目に逆らわないように慎重に。電圧を落とし回転数もやや遅く。反対からMDF剤を追加してテンプレートとサンドイッチ。

ジグソー後の様子。ここまでは問題ないんですがね…。

ジグソーまではいい感じです。ではいざトリマー再トライ!

バキ!

また失敗(ショックのあまり画像なし)。もう予備もなし。どういう手法で加工するべきだったのか…正解が見えません。

一ヵ月ほど悩んで結論。これはつまり「手作業で行け」ということなのでしょう。

ナイフやヤスリで少しづつ削って整形してゆきます。テンプレートは…まあないよりはやり易いかな?

材料の追加注文も考えたのですが、このエボニーの突板材、サイズの割にそこそこお値段だったり、また失敗する可能性も大。なので失敗した手元の材料を「つぎはぎ」でゆくことに。

完成した突板。トラスロッド調整穴もあけました。結果、2箇所ほどツギハギに。

出来上がったら早速貼り付けましょう。使うのはお馴染みタイトボンド君です。

今回もホールロッタクランプ。がっちり圧着します。
細かい欠片も無くさないうちにつけちゃいましょう!

はい。なかなか上手くいった気がします。やはり突板がつくとグッとファイヤーバードになりますねー。

突板装着完了の図。まだ継ぎ目がはっきり判りますが、塗装で何とかなる予定。両サイドのエラの下がガビガビしてますが、これはヘッド材と一緒に整形するためのものです。

さてさて今年も終わりが見えて来ました。諸々工作中の案件は年内でどこまで出来るかにゃ?

 

 

ジャンクでディンキー(3)

ジャンクディンキー組み立ての続きです。ネックジョイントの次はブリッジ。このギターにはフロイドローズタイプと呼ばれるブリッジが使用されてます。アームでギュインギュインやってもチューニングが狂わないという画期的なシロモノ。

例によって某フリマサイトでフェルナンデス製のジャンクなフロイドローズタイプを入手しました。ジャンクというだけあってアームをはじめとしたいろいろなパーツがついておりません。「足りない部品を揃えて行くのも楽しかろう」などと思っていたのですが、さて……、

今回入手したフェルナンデスのフロイドローズタイプのジャンク品。

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ジャンクでディンキー(2)

またまた間が空いてしまいました。久しぶりの投稿はジャンクパーツからつくるディンキータイプのつづきです。

前回、格安でボディを入手して以降、その他のパーツも少しずつ集めておりまして、ある程度揃ったので仮組みしてみたいと思います。

まずはネック。いつものように某フリマサイトにての購入です。何とJacksonであります。ディンキーの本家ですな。ヘッドの一部に補修跡があります。また壊れるかもしれませんが、その時はまた直せばいいのでまったく気にしません。

やっぱりディンキータイプと言えばJackson!欲を言えばメイプル指板のリバースヘッドが良かったのですが、贅沢は言いますまい。
6弦ペグ穴付近に破損跡がありますが、そのおかげでお手頃価格だったのでOK!

ボディと合わせたところ、僅かに緩く、ガタがあったので修正。ジャンクギターの難しいポイントですが、地道にやります。今回も一発でセンターが決まらず、さらに修正してどうにか理想の位置に収める事がでしました。

メイプルの木材を張り付けてから、ネックエンドの形に合わせてトリマーで整形。ジャンクギターを組み立てるにはこの難関を通らなければなりません。

ネックジョイント用のネジ類は新品を用意しました。当初は一般的な4ミリビスでいこうと思ったのですが、改めてジョイント部を見ると結構穴がデカいことが発覚。しかしサウンドハウスさんでもなかなか5ミリのネック用ビスは見つけられません。そこでモノタロウを探した所…おお、あった! さすがモノタロウ。

ジョイントブッシュは入手しやすいのですが、5ミリのビスはあまり売ってないのかな?モノタロウで見つけたのはギター専用ではないのですがピッタリ!今回は30、35、40ミリの長さのものを使いました。

早速合体させましょう。当たり前ですがボディとネックが合わさるとギター感がグンと増します。持った時の感じが最高なんですよね。「へぇ、お前ってこんな重さなんだねー」みたいな。

製作中のレスポールJr.と記念撮影。

次回はその他のパーツを取り付けてゆきましょう!

部屋にカギをつける

ずいぶんと間が空いてしまいました。久々の投降は日常ネタです。

いいのか悪いのかさておき、リモートの打ち合わせもすっかり日常です。

そんなリモート会議においてちょいと悩み事が出てきました。会議中に部屋に現れる闖入者(ちんにゅうしゃ)です。具体的には幼い子供です。

最初のうちは「あはは」で済んでいたのですが、いつの間にか闖入者本人も味を占めてきたようで、音を立てずに入ってきたりするようになりました。これはさすがに心臓に悪い。

そこで部屋の内側からドアをロックする事に。

見つけたのはコチラ。ホームセンターなどでも割と良く売ってます。

今回購入したタイプは『内開きのドア』の『内側から』カギをかけるものです。この手の製品には様々なタイプがあり、部屋のドアの作りや、使用目的などによって選ぶ必要がありますので注意しましょう。

使い方は簡単。金属パーツの方をドアに挿み、後からプラパーツを差し込むだけ。

ドアに工事やネジ加工などの必要もまったくないので、とても気軽に導入できます。(もちろんサイズなどの制約はありますが)

結果は良好。これでリモート会議にも集中できます。

今回の製品の特に気に入った点は『ヒモを通す穴』です。この穴にテキトーなヒモを結んでドアに引っかけておけば、使いたい時に「あれどこいった問題」も「パーツのかたっぽがない問題」も解決というわけですな。

リモート会議のお供に是非ひとつ。

自作ファイヤーバード(24)ヘッド厚調整

ファイヤーバードの製作を少し進めました。今回はヘッド部の厚みを調整します。

用意しているペグを使うにあたり、ヘッドの厚みを15ミリほどにする必要があります。ファイヤーバードのヘッドは表面に装飾用の板が乗るので、その厚み約2ミリを引いた13ミリにしなくてはなりません。現在の厚みを測ると約16ミリ。

3ミリも薄くするのか…。ヤスリでやるには少々骨が折れる作業になりそう。時間もかかるし。うーむ。一体どうすれば?

そんな時は電気工具の力を借りるに限ります。ヘッドを裏向きにして固定。即席のガイドを作りトリマーで一気に削ってしまう事にしました。

さすがトリマーさん。音はうるさいが威力はパネーっス。ヘッドは無事に約13ミリになしました。しかし…、

ぐえええええ…!!!!!

2箇所ほどチップしてるうううう!

しかし、トリマーを恨むのは筋違いというもの。使い方が、目的が、間違っていたという事なのでしょう。

しかし、だからといって一体どうすればよかったというのですかあああああ?

答えはひとつ。

『トリマーで材の端までは削らず、残りは手作業でやる』

これだ。きっとこれだ…。

まだまだ修行が足りませんな。