ジャンクエフェクター

定期的に何かを集めたい衝動に駆られます。ジャンクギターやパーツを買い漁ってみたり(今はおさまりました)、ホットウィールを集めてみたり(今はおさまりました)。で、しばらく前からギターエフェクターを集め始めました。特に最近はBOSS。新品を買う事もあるのですが、「販売修了」「廃盤」などと言われると何だか気になってしまい、もっぱら中古漁りに夢中です。

ジャンクとはいえ値段の割にキレイ。個人的に中古BOSSは裏側の写真を見て判断してます。この子は非常にキレイでした。アルコールで拭いたらコントロール部の印刷が一部消えました。ぎゃー。皆さん気をつけましょう。

そんな中、最近入手したのがXtortion(XT-2)という歪み系のモデル。こちらも販売は終わっており、昔レッチリのジョン・フルシアンテが使っていたとかで、プレミアがついている事もあるそうです。あ、はい。ミーハーなんです。

今回入手したのはジャンクという事で、比較的お手頃でした。試してみると…なるほど確かにノイズが凄く、バイパスにしても音が安定しません。特にドライブのツマミをあげるとドピー!と発信音。

でも大丈夫! アナログエフェクターなら何とかなるはず! もちろん専門知識などありませんが…。

というわけで早速裏蓋をパカー。すると…蓋の隙間や保護カバーに、何やら僅かにオイルのような液体が。何だろう? とりあえず拭き取ります。

基盤裏をジーっと観察。しかし特に素人にわかるような断線やショートは見当たらず。

さらなる分解を進める前に、ここでもう一度、ギターを繋ぎ症状を再現してみましょう。すると…先程とは違い発信音は治り、バイパス音も安定。ドライブをあげると歪み系特有のノイズはありますが許容範囲。

おお。これが本来のXT-2の音なのか(たぶん)。歪みとしてももちろん、ドライブを絞ってオーバドライブ的にクリーンで使ってもカッチョイイです。やったぜ。

各部をグリグリいじくってみると、再び音に乱れが。どうやらアウトプットジャックが不安定な模様。基盤を浮かせて中を覗き込んだ時に何か接触が正常になったのか? あるいは最初からジャック部の不調だったのか?(多分これ)ジャックは交換するほどではなさそうなのでこのまま元に戻しました。

ネジのゴムもヘタっていたので新品に交換。これでとりあえず遊べるゾ。

そう言えば昭和の頃のラジオや家電は、蓋を開けて中を見て閉めるだけで直る事ありましたよね。

ライブで使うのは少々怖いですが、自宅で遊ぶには申し分なし。とりあえず壊れた物が直ったのと(何もしてませんが)、収集欲も満たされたので万事オッケー。

ところで……いつまでエフェクターを集め続けるの……?

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