3歩進んで2歩下がる。
趣味も仕事も人生も思うようには進まないものですが、時々立ち止まりながら、少しずつ進んでゆきたいものです。
さて、前回剥がした指板を再び貼り付けましょう。剥がしたばかりの指板は熱を加えたせいもあって、思いきり『順ぞり状態』でしたが、漬物石を乗せて長期間矯正したところ、どうにか猫背をシャキッと直すことができました。
![](https://dekirukanya.com/wp-content/uploads/2021/01/1B469492-DCB3-4911-93AC-13952C9F25F9-scaled-e1611806011834-1024x667.jpeg)
再接着するにあたり、付着した接着材を、指板裏およびネックの指板面から除去。同時にヤスリをかけて表面を整え直します。
実は前回、ボディーとの境目付近の平面処理が若干うまくいっておらず、指板の22フレット付近がほんの僅かに浮いてしまう状態になっておりました。コンマ1〜2ミリくらいなので、クランプで無理矢理圧着し、さらに接着剤と塗装でなんとかなるとは思っていました。ところが今回のように再接着をするはめになったという事は、工作の神様が「そこ、ちゃんとやったほうがいいかもよ」と言っている気がしたので、せっかくなので修正をすることにしました。2回目の作業で結果的に精度があがる。いわゆる『工作あるある』ですかね。
![](https://dekirukanya.com/wp-content/uploads/2021/01/1DF28E46-2AB8-44B3-81A1-AAC5C57DC706-1024x768.jpeg)
![](https://dekirukanya.com/wp-content/uploads/2021/01/350C6206-F528-4796-8B52-3EAF2E51EF40-1024x768.jpeg)
準備ができたので、再びクランプを総動員して指板をネックに圧着してゆきます。念のため、使うのは前回と同じタイトボンド・ハイドグルー。二度と剥がすような事態になりませんように……。
![](https://dekirukanya.com/wp-content/uploads/2021/01/1EDFC6AE-D2EF-4072-9B1D-AE0196C8962E-1024x768.jpeg)
次に工作をできる時間ができるまで、このまま放置です。