前回マキタに無理矢理取り付け使用したリョービのトリマー集塵プレート。機能的には非常によいものでした。しかし、トリマー作業のスタイルを制限されてしまう事が発覚。
具体的に説明しますと、材料外周を加工する際、トリマープレート片側がぐらつかないような治具を使いたい場合は(要するに前回使用した時のケース)、取り付けできなくなるというもの。
加えて、材料中央の平面部の加工時にもこの製品の構造上使えません。この点については購入時からわかっていた事ですが。
そんな中、Amazonでまた別のトリマー集塵プレートを発見! 写真を見る限りこちらの製品は、木屑の吸入口がプレート上部についています。これなら平面部でもいけるのでは?
お値段は前の前のヤツより少々高めとはいえ躊躇するほどでもなく。これでトリマー作業が快適になるのであれば安いもの。そんな気持ちで購入してみたのですが、さてさて……
ちなみに今回もリョービ製です。届いたものをチェックしてみると……取り付け部の形が合いません。でしょうね。前回の件でわかってました。マキタのトリマーにはリョービのパーツはつきません。当たり前です。心のどこかでは「もしかしたらこっちはピッタリだったりして〜」などという根拠のない希望もありましたが、あっけなく消えました。
しかしよく見ると……前回同様、ビミョーに形状が違うだけで、少し調整すれば装着できそうです。しかも取り付け用のネジ位置がほぼピッタリ……。前回はここが違っていて調整したのですが、これは一体……? リョービのトリマーでもモデルによって対応しないものがあるということでしょうか? まあいいか。
ぱっと見たところ、接合部の一部を削れば取り付けができそうです。早速やってみましょう。
プラスチックの加工はプラモデルみたいなものですから簡単簡単!と思いきや……意外にてこずります。ある程度削ってもなかなかピタリとはまりません。一体どこが干渉しているのか、あっちを削り、こっちを削り、を繰り返すこと約3時間。ようやく取り付けできました。
この集塵プレートをネジで取り付けると、元々ついているプレートのネジ4本のうち2本が使えなくなってしまいますが、とりあえずは問題なさそうです。
では使ってみましょう。作業中のレスポールジュニアのリアピックアップ穴を加工してみます。
結果、問題なく使用できました! 作業で発生する木屑も、周りに飛び散ったのはごくわずか。加工箇所の中にはそこそこの量が溜まります。これは構造上しかたのないことですし、飛び散るわけではないので問題なし。
フロント、リア、ともにきれいに加工ができました。レスポールジュニア化するためにつぶすのはフロントのみなのですが、リアもハムバッカーからP 90タイプに変える予定なので一旦埋めることにした次第です。
というわけで、また次回。