自作ファイヤーバード(42)ピックガード類

塗装まわりも終わりました自作ファイヤーバード。
次はパネル類を作成ゆきましよう。
作るのはピックガード、トラスロッドカバー、そして裏面のコントロールキャビティの蓋です。

まずスピンドルサンダーを自作します。トリマーもあるし、絶対必要というわけではないのですが…前々から欲しかったんです、スピンドルサンダー。

使用したのは様々な端材、そして以前購入した12V謎モーターです。電源は電圧を調整できる謎DCアダプター。そして金属シャフト、ベアリング、プーリー等。

ドラム部は、ホールソーで木材を繰り抜いた時に出た端材を縦に積み重ねて作りました。軸は六角ボルト。取り外しも固定も簡単の……はずでした。
モーターとの接続はボルトのサイズに合わせたアダプター経由で。
シンプルで良い感じのたたずまい。土台の手前が長いのは作業代に固定しやすくするためです。

設計図らしきものを書かずに、ぶっつけ本番で組み立てる事数時間。何とか動く物が完成! しかし……電源を入れたとたん、ギュインギュインと頭を振り回し大暴走! 使えなくはないのですが……求めていた物と違います。

荒ぶるスピンドルサンダー! うーん。失敗!

失敗の原因は、どうやらドラムの軸にボルトを使用した事が問題だったようです。ボルトであれば通常の金属軸と違いドラムを固定しやすいので便利……と思ったのですが、ボルトの場合はネジ溝があるためどうしても動力軸との連結に、強度および角度の甘さが生じてしまうようです。そうかー、なるほど〜。

サイズが合っていても、ネジ溝があるため固定が甘くなってしまうようです……。

そこで、ドラムの軸を通常の鉄軸に変更。ドラムと軸の固定方法は、グイ! と気合いで押し込むだけ、としました。元々の穴がかなりキツめだったので十分に固定できました。(逆に分解は難しいかもしれません)

改良版! 軸を変更したついでに、モーターからプーリーをはさむことで速度を落としてみました。手前に見える黒いヤツが電圧を調整できる中華製謎DCアダプター。

結果、見事にブレは解消! 見てくれは少々アレですが木材やプラをガンガン削れるスピンドルサンダーが完成しました!

ブレずに綺麗に回転! 成功です!

さらに! うまくいった勢いで、もう一つ、ディスクサンダーも作りました。使用したのは、何かから取り外したモーター。DCアダプターは共有としました。

ファルカタ集成材に丸い罫書きをしたら、隅をカットして円形を目指します。
トリマーを使えばもっと正確な円を切り出せるのですが……セッティングが面倒なんで……。
年に数回使うか使わないかのサークルカッター君で紙やすりを切り出します。

こちら、ほぼ問題なく出来上がったのですが…、少々パワーが足りなかったようで、ディスクの周辺付近に木材を当てると止まってしまいます。とりあえずは使えますが改良が必要なようです。

というわけで早速パネル類を作ってゆきましょう!

目的の形をポリプロピレン透明板に書き写しガイドを作ります。
ガイドを元に大まかに切り出しまして…
スピンドルサンダーで丸みを出してゆきます。うーん楽しい作業!
ピックガードはパール仕様にしてみました。この辺は後から変更するのも簡単なので気楽に決めてます。
コントロールキャビティの蓋です。まずピックガード材を大まかに切り出します。
そしてギュイーン! と角を丸めてゆきます。今回のディスクサンダー、端っこはダメですが、真ん中部分はいい感じで使えます。

というわけで、新たに作ったツール達のおかげで、非常に快適にパネル類を完成させる事ができました。

トラスロッドカバー。本来ここは樹脂素材が一般的なのですが、今回は気まぐれでローズウッドの突板を無塗装で使用してみました。
ピックガードも装着!
コントロールキャビティ蓋。すこーし隙間が空いてますが裏側なのでドンマイ!!

さて次回、ついに完成!?

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