Magic Trackpad用パームレスト

久方ぶりの工作の記録。です。

筆者、あれこれ書くのが本業なんですが、コロナ以降もっぱら『仕事は家で』となりまして。MacBookをより快適にすべく大画面モニターやら外付けキーボードに手を出しました。自作キーボードなんぞも試したりしつつ、最近は(工作仲間born2bmild さんの勧めもあって)PFUのHappy Hacking Keyboardを使用してました。

しかしMacBookに慣れた身としては、キーの下にトラックパッドがないのは不便だなぁと思いつつ、MacBookとHappy Hackingを行ったり来たり。そんな折、AmazonのセールでMagic Trackpadを発見。試してみるべく購入しました。

最初に手にしたMacがそうだったので、以降ずっと英語配列派。何だかカッコイイし。しかしhappy hacking keyboardの英語配列はカーソルキーがちょいと使いずらい…という理由も。

Magic Trackpadとは、Appleが出している外付けトラックパッド。MacBookなどのトラックパッドを単体にしてちょいと大きくした感じの製品です。これをHappy Hackingの手前に置けばMacBookと同様の使い方ができるはず。

難点としては先述のようにサイズがデカいので手のひらに干渉してしまう事。これについては諸先輩のみなさんはパームレストで解決されている様子。しかし探してみても、なかなかコレ!といったパームレストは見当たらず…。

そういう時は作る、です。というか、パームレスト自作の前提で購入したんです。実は。

はたしてどんな設計がベストなのか…。ものは試し。作ってみて、使ってみて、考えてゆきましょう。

横幅を揃えた厚さ約11ミリの集成材を置いてみた図。

材料はファルカタ集成材。軽くて柔らかいので試作品をサクッと作るのにもってこい。我が家に端材が沢山あったのというのが一番の理由です。

デザインは至ってシンプル。真ん中部分を四角く凹まして、そこにMagic Trackpadが収まるというもの。

当初、ガイドを四角く固定してトリマーで…と軽く考えていたのですが、Magic Trackpad本体を観察して、ある事に気づきました。角の丸みが意外と大きい…。測ってみると直径約17ミリ…。17ミリ?  お主さてはインチの者だな…!? 手持ちのトリマービットはほぼ全部10ミリ。

というわけでテンプレートから自作する事に。非常に面倒臭いんですが、それが工作というもの…! とはいえ17ミリのドリルはなかったので角の丸みは18ミリでいきます。

18ミリで角に穴を開けた図。すでに微妙にズレてるけどドンマイ。
ジグソーで内側をババっとカットしたら、あとはトリマーで仕上げます。トリマーの為のテンプレートをトリマーで…いつもの事です。
出来上がったテンプレート。角の丸みが歪な箇所もあるけどドンマイ。
深さ調整の関係で上に材を重ねているので写真では見えませんが、下にテンプレートが固定されてます。
ヤスリでジャジャっと面取り。素材が柔らかいとこういうのも早いです。塗装は…とりあえずいらないかな?

久しぶりのトリマー作業は楽しくもあり、おっかなくもあり。幸い怪我もせず終える事ができました。しばらく試してみてまたいつか使用感など投稿できればと。

ピッタリすぎたらどうしよう?なんて思ってましたが、なぜか隙間ありあり超余裕な仕上がり。

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